【Trust Lending/投資】運用利回り年4.0~12.0%というのはなぜ?「トラストレンディング」

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【Trust Lending/投資】貸し倒れのあるファンドは?トラストレンディング(Trust Lending)を参考に条件を見てみる

 ソーシャルレンディングサービスのひとつである、Trust Lending(トラストレンディング)について、世間ではいろいろと心配の声が聞かれます。そもそも、Webサイトにつながらない?ということもあります。投資に関わるサービスだけに、信頼感が大切なサービス。リスクや評判が先行してしまうとなかなか厳しいところもあるかと思います。

 そこで今回は、Trust Lending(トラストレンディング)について、いくつかの視点で考えてみます。

<目次>
0.はじめに-Trust Lending(トラストレンディング)というソーシャルレンディングサービス-
1.Trust Lending(トラストレンディング)と、7周年を迎えた老舗のソーシャルレンディングサービス maneoとの比較
2.Trust Lending(トラストレンディング)を運営する株式会社トラストファイナンスとは?
3.小額から融資可能と言っても…Trust Lending(トラストレンディング)

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0.はじめに-Trust Lending(トラストレンディング)というソーシャルレンディングサービス-


 Trust Lending(トラストレンディング)というソーシャルレンディングサービスは、株式会社トラストファイナンスが運営しています。このTrust Lendingの募集するファンドは、運用利回りが高い。直近募集されたファンドでは、軒並み10%台のものばかり。

 なぜだろうか?今回はその点について考えてみました。

<2016年2月20日時点>
債権担保付ローンファンド11号 12.00%
債権担保付ローンファンド10号 12.00%
不動産担保付ローンファンド9号 11.00%
不動産担保付ローンファンド8号 11.00%
不動産担保付ローンファンド7号 11.00%
不動産担保付ローンファンド6号 11.00%
債権担保付ローンファンド5号 14.00%
不動産担保付ローンファンド4号 11.00%
債権担保付ローンファンド3号 10.00%
債権担保付ローンファンド2号 10.00%
債権担保付ローンファンド1号 10.00%







1.Trust Lending(トラストレンディング)と、7周年を迎えた老舗のソーシャルレンディングサービス maneoとの比較


 サービス開始から7年目を迎えたソーシャルレンディングサービス maneoは、老舗と言えます。このmaneoは6年間、ある程度の信頼性のもとで、ファンド組成、投資募集等を続けてきた実績から、安心して投資できるファンドがそろっていると考えてもよさそうです。

 一方、Trust Lending(トラストレンディング)は、2015年11月にオープンしたばかりのサービス。安心して投資するには、実績的にはまだまだという状況です。そう考えると、実績のあるmaneoが年間の利子が5.0~8.0%程度であるのに対して、Trust Lending(トラストレンディング)では4.0~12.0%程度というのはどういうことでしょうか?

 一般的に、利率が高いということは、それだけリスクが高いということですので、maneoよりも、Trust Lendingの方が、デフォルトする可能性が高い案件を扱っているということでしょうか。それ以外にも関心事なのが、Trust Lending(トラストレンディング)というサービス自体の継続性です。投資はそれなりの期間、お金を預けるものとなりますので、長期安定的に運営サービスかどうかが気になるところです。

2.Trust Lending(トラストレンディング)を運営する株式会社トラストファイナンスとは?




 Trust Lendingを運営する株式会社トラストファイナンスとはどのような会社でしょうか?名称からして、金融系の会社でしょうけれども。株式会社トラストファイナンスは、平成17年6月に設立された、資本金1億円の会社のようです。金融コンサルティング業務、M&Aアドバイザリー業務、ファイナンシャルアドバイザリー業務等を事業とする中で、ソーシャルレンディング事業を新たに始めた模様です。少なくとも10年間は金融の業務を継続してきた会社ということですね。

 さて加入協会・団体としては、一般社団法人 日本クレジット協会、日本貸金業協会、証券・金融商品あっせん相談センター、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会等にも加入しているところを見ると、それなりにしっかりとした会社とも考えられます。

 しかし、同社の代表取締役 松本 卓也氏の情報をネットで探すと、もともとは金融機関向けシステムを作っていたITエンジニアらしい…会社自体も金融向けソフトウェア会社が元々だったようですね。とすると、リスクの高いファンド組成の目利きはどうなのでしょうか…それにネット界隈では様々な見方が存在しているようです…

3.小額から融資可能と言っても…Trust Lending(トラストレンディング)



 Trust Lendingをはじめ、ソーシャルレンディングは、小額から融資可能と言っても、デフォルトを起こしてしまえば、元金はなくなってしまう恐れもあります。件の老舗maneoでも、ファンドの形態が従来は違ったけれどもトータルで、現在の貸付件数2,576 件、うち既に完済したもの1,845 件である中で、17件で延滞が発生しています。ちなみに、デフォルトは今まで0件とのこと。

 貸付件数に対する割合で言えば、約0.66%で遅延等が発生しています。金額換算では、全貸付金41,514,410,000円に対して、441,000,000円分が遅延等発生であり、約1.1%に及びます。少なくともTrust Lendingでは、これ以上の遅延等の発生確率があるのではないかと思います。この点も勘案して、Trust Lendingでの投資をどう判断するか?もう少し様子見でしょうかね…

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