【1~3月までのまとめ/書籍】面白いビジネス・技術等の書籍。今年の3か月で読んだおすすめ本まとめ。



 今年もはや3か月が終わろうとしています。といっても、まだ3月が半分残っていますが…この3月末から4月初めにかけては、年度の切り替えの時期ということもあり、業種・業界によっては多忙を極める季節。

 しかし、4月を迎えしばらくすれば、新年度で気分も新たに本などもいつもより多く読んでみたくなる季節ではないかと思います。

 そこで、今年の1月から3月現時点までに読んできた本の中で、一部ですが、読んで面白いおすすめの書籍について整理します。

<目次>
1.【柚木麻子】私にふさわしいホテル(新潮文庫)
2.【松田卓也】人類を超えるAIは日本から生まれる(廣済堂新書)
3.【真山仁】当確師(中央公論新社)
4.【浅子佳英、宇野常寛、門脇耕三】これからの「カッコよさ」の話をしよう(角川書店)
5.【河合隼雄、立花隆、谷川俊太郎】読む力 聞く力(岩波書店)
6.【加谷珪一】これからのお金持ちの教科書 (CCCメディアハウス)
7.【稲見昌彦/書籍】スーパーヒューマン 誕生! 人間はSFを超える(NHK出版新書)


■1.【柚木麻子】私にふさわしいホテル(新潮文庫)


 近年、本屋で発掘した作家の中で、1位, 2位をあらそうお気に入りの作家さんの本です。基本的には、中高生から、会社のOLさんなど、女性を主人公とした物語が多い。女性ならではの世界の捉え方、そして女子同士のつながり等々、面白く読めます。

 この他にも「終点のあの子」「ナイルパーチの女子会」、もちろん「ランチのアッコちゃん」など、過去の作品もいろいろと読ませていただいています。とても面白い。



■2.【松田卓也】人類を超えるAIは日本から生まれる(廣済堂新書)


 同書は、最近至る所で見かける「AI」「人工知能」、そして「人類を超える知能」等のキーワードに引きつけられて手にした新書となります。巷にあふれる、技術的な人工知能の解説本ではなく、現状の人工知能技術の動向、人工知能が今後の世の中に与える影響、そして著名な技術者の哲学的な思想など、文系人間でも興味を持って読める本です。

 最近多くなってきた、“すぐにわかる人工知能!”的な浅い内容ではなく、将来の人工知能が使われる世界を考える上ではとても良いきっかけとなるものです。



■3.【真山仁】当確師(中央公論新社)


 真山仁氏。とてもお気に入りの作家です。同氏は、作家デビュー10周年を祝う書籍でもあるようです。この「当確師」は、その言葉通り、やり手の選挙コンサルタントを主人公とした小説。かの「ハゲタカ」を彷彿させる物語ですね。ただし、読んだ感想は、面白かったけど、ハゲタカには及ばないかな…



■4.【浅子佳英、宇野常寛、門脇耕三】これからの「カッコよさ」の話をしよう(角川書店)


 昨年本屋で購入して以来、自宅で眠っていた本書を引っ張り出して、読んでみた本です。本書『これからの「カッコよさ」の話をしよう』は、批評家、建築家、インテリアデザイナーの3人による対談集的な書籍。

 この3者のモノに対する考え方がとても参考になります。近年、“モノづくりの民主化”などのようなキーワードで、個人でのモノづくりに注目が集まっていますが、そういた流れを把握する際にも、こんな考え方は頭に入れておきたいところ。



■5.【河合隼雄、立花隆、谷川俊太郎】読む力 聞く力(岩波書店)


 本書は、絵本・児童文学研究センター主催第10回文化セミナー「読む 聞く」(2005年11月20日)の記録であり、それを文庫本化した書籍です。本自体もそれなりに古いものです。ただ、この時期にあらためて読んでみると、昨今の人工知能の話と関係するような部分も多く、とても興味を持って読めました。

 つい最近も、囲碁の世界トップグループの棋士が人工知能に負け越した、というニュースがありましたが、人間が世の中を見たり、聞いたりすることはどういうことかをあらためて考え直す時期に来ていますね。そういった際に、人間の活動としての読む・書くを見つめなおす際の参考文献。



■6.【加谷珪一】これからのお金持ちの教科書 (CCCメディアハウス)


 加谷珪一氏の書く書籍は、今後のサラリーマンの資産づくり、収入の確保を考える際にとても役立つ助言や将来見通しが非常に多いものです。例えば、次の2つの書籍は必読の書ではないでしょうか。
・お金持ちの教科書(CCCメディアハウス)
・これからのお金持ちの教科書(CCCメディアハウス)



■7.【稲見昌彦/書籍】スーパーヒューマン 誕生! 人間はSFを超える(NHK出版新書)


 AR(拡張現実)、VR(仮想現実)等が最近注目されています。同書の著者は人間拡張工学なる学問の専門家です。つまり、AR、VRを含む、人間の能力を拡張するための工学技術を研究している人です。

 この方の研究分野の現状と、SFや近未来をテーマとしたアニメ等を絡めて、人間拡張工学なる分野の取組を紹介している部分、めちゃくちゃ面白い。透明マントの話とかもね。




 以上、7冊のおすすめ本の概要を紹介しました。ほかにも、紹介した方がよさそうな本もいくつかあるのですが、それはまたの機会にまとめようと思います。それにしても、3月末、4月上旬は、本屋さんでは「社会人1年目は○○すべし」「新入社員への教育では○○が重要」的な本が増えますね。毎年のことですが。

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