【nendo 佐藤オオキのスピード仕事術/書籍】仕事術、いたく同意します。「新人にはまずスピードを体感させる」

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1.佐藤オオキ氏は、近年注目を集めるデザイナー、その本もぜひ読んで欲しい


 デザインオフィスnendoの代表を務める30代後半のデザイナーです。最近、至る所で佐藤オオキ氏を目にする。(例えば、電車の中での広告とかね…)

 本屋さんでも、nendo 佐藤オオキ氏の「佐藤オオキのスピード仕事術」(幻冬舎)なる書籍も販売していました。どんな人なのか?気になったので早速、同書を読みました。

 この本「佐藤オオキのスピード仕事術」の内容では、随所に、仕事を進める上での注意点等について、しっかり仕事ができる人の考え方が反映されていると、感心して読むことができました。

 その中で、いたく同意する部分をご紹介したいと思います。

 ぜひ、多くの方に、「佐藤オオキのスピード仕事術」(幻冬舎)を読んでもらいたいです。

2.新人にはまずスピードを体感させる






 「佐藤オオキのスピード仕事術」(幻冬舎)の中に、「新人にはまずスピードを体感させる」という節があります。

 佐藤オオキ氏は、新しくスタッフを採用する際のことについて語っています。デザインオフィスだけあって、作品の出来を基準にするかと思いきや、最も重視するのは、スピード感なのだそうです。

 同氏は、同じ作品を作るにしても、1か月かけるのと1週間で仕上げるのとでは使う「筋肉」が違うとして、同氏の仕事のスピードについてきてもらうためには、1週間で仕上げるための「筋肉」を新人に意識してもらうことが大切としています。

 その意味でも、採用後、初めの仕事は、負荷のかかる仕事を担当してもらうようにしているとのこと。スピードを体感し、限界まで仕事をして「どこまでやれるか」を自覚してもらうと、効率よく仕事をすることの必要性に新人が気付くのだと言います。

 さらに、上司として、適切なマネジメントをする際に、「極限状態になった時にどんな対応をする人なのか」を知るためにも重要だと。

 同氏のこの考え方は、本当に大切だと思います。一番初めの仕事で、余裕のある、ゆったりしたものであると、新人はそれをベースと認識してしまいます。そうなると、それ以上の負荷のある仕事は、感覚的に受け付けなくなるのですよね…

最近の新人教育は、教育になっていない?


 もう数週間すると、会社には新人がたくさん入ってきます。新卒の新入社員ですね。

 4月になりますから。


 この時期、悶々と考えてしまうことがあります。それは会社の新人に対する対応です。近年、新卒採用は売り手市場であるし、企業にとっては、人材不足の懸念から、採用や新人対応にかなり気を使っているのが実態ではないでしょうか。

 でも、その方向性が何とも、悶々とさせるものなのです。超、お客さん待遇なのです。

 企業としては給料を支払っているのだから、企業活動に役立つ人材となるよう色々な面でサポートが必要なのは間違いありません。ただ、サポートと甘やかしがしっかり区別されていないのではないかと感じられます。

 仕事で負荷をかけると、新人からクレームが来る(また、辞めてしまう)として、人事部を中心にかなり配慮しているのです。仕事をさせないようにね。

 これを1年間続けたら、新人は仕事とは、通常はそれくらい「ゆるいもの」と考えちゃいますよ。それが、その新人の長い社会人生活のベースとなってしまうのです。それって、会社にとっても損失ですし、当の新人にも長い目で見れば、損失であることこの上ないと思うのですが…

 ただ、人事部や現場マネージャの話を伺うと、その実態もよく分かっているけど、色々な事情から、新人にお客さん対応をせざるを得ないところがあるとのこと…ウェットな問題が背後にあるのですね。



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