早朝のカフェの光景を見たことはあるでしょうか?
朝の時間を使って、生産的なことができないか。都内の主要駅前にあるカフェは、早朝から営業しているところも多い。皆さんは、そこでの早朝の光景を見たことはあるでしょうか?
朝早くだというのに、スーツ姿のおじさんが群がっている。
恐らく、朝の通勤ラッシュを避け出勤するために、始業の数時間も早くに、会社の最寄りの駅に到着し、待機しているのであろう。
そこで何をしているか。カフェで時間をただつぶしているようなのです。
まだ新聞や本を読んでいる人はまだ良い方。スマホをいじっている人、ただただボーっとしている人、寝ている人がほとんど。この状況はかなりもったいないと思いませんか?
この時間に、何かできるのではないか?世の中に何か役立つことに取組める時間と労力が無駄に使われている気がしてなりません。
早朝のカフェで無駄に使われている時間と労力を活かしたい
コンピュータの世界では、ボランティアコンピューティングというものがあります。
世の中に は、スマートフォンやタブレット端末からスーパーコンピュータまで、性能や目的の幅に富んだ様々なコンピューティングリソースがあります。
そしてこれらは能力が低めのものほど 世の中に溢れています。文章書きに使うようなありふれたパソコンでも、数万台集めれば世界最速のスーパーコンピュータの計算能力を凌ぐそうです。これがボランティアコンピューティングです。
こういった発想と同じことを、人間で実現できないか?
いまは、スマートフォンやタブレット端末など、多くの人が所有して持ち歩く端末で、容易にネットに接続できます。このネットワークを使って、早朝のカフェで、ボーっとしている人たちに、世の中に役立つタスクをしてもらうということはできないか。
一人一人のタスク達成の成果は小さいかもしれないけど、これだけ多くの人がいるのだから、それを束ねればかなりのことができるのではないか。そんな風に思うのです。今、日本は人口減少社会の中にあって、様々なこれまでの活動の中の無駄を省き、効率的に経済社会を運営することが求められています。
そう考えると、何か良いアイデアを考え出して、早朝のカフェでの浪費される時間と労力を、新しいものに向けるような仕組みを考える必要がありそうです。
この記事へのコメント