【新入社員/書籍】今年の新入社員向けにおススメ本を選んでみた。ビジネスと技術について。

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 4月は、新入社員の配属の時期。当たり前だけど、まだまだ学生気分の抜けきらぬ様子。これから始まる仕事の基礎づくりとして、書籍を読んでもらうという話になり、いくつか本を選んでみた。個人的にはとても面白く、かつ分野の感覚を持つのに役立つ本だと思っている。

 ぜひ、新入社員に読んでほしいが、興味を持って読みたいと言ってくれるだろうか?年上の人間として、少しドキドキするところもある。

 今日は、新入社員におススメするために選んだ本をご紹介。

<おススメ本>
1.藤田晋「渋谷ではたらく社長の告白」(幻冬舎文庫)
2.伊藤元重「流通大変動 現場から見えてくる日本経済」(NHK出版新書)
3.小笠原治「メイカーズ進化論 本当の勝者はIoTで決まる」(NHK出版新書)
4.稲見昌彦「スーパービューマン誕生! 人間はSFを超える」(NHK出版新書)
5.松田卓也「人類を超えるAIは日本から生まれる」(廣済堂新書)
6.松尾豊「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」(KADOKAWA)


1.藤田晋「渋谷ではたらく社長の告白」(幻冬舎文庫)



 この本は、サイバーエージェント社長の藤田晋氏が、その昔に書いた本です。

 サーバーエージェントを立ち上げ、会社を大きく成長させていく過程にそって、社長としての悩みや考えを打ち明けている。良書だと思っています。

 2000年頃のITバブル、そしてその後のバブル崩壊後にも生き延びてきたベンチャー社長の思いや、仕事に対する姿勢などは、新入社員にも参考になるでしょう。

2.伊藤元重「流通大変動 現場から見えてくる日本経済」(NHK出版新書)



 伊藤元重氏は、著名な経済学者。新聞や雑誌、またニュース等でもその名前を聞くことが多い方です。その伊藤元重氏が本書で取り上げたテーマが流通。

 消費者の視点からも、日々のお買い物中で、流通業のお仕事の恩恵を受けているわけですが、逆に事業者の視点で見ると、近年、流通業は大きな大変動が起きている。

 そのビジネスの変化をわかりやすく、解説してくれます。

 日々何気なく買いもしているお店等の背後にある、ビジネスを考えるきっかけになると思いますよ。

3.小笠原治「メイカーズ進化論 本当の勝者はIoTで決まる」(NHK出版新書)



 一昨年あたりから、3Dプリンタ等をはじめとしたものづくり機器を活用した、個人のものづくりムーブメントが注目されています。

 その中で、さくらインターネットの創業に関わった小笠原治氏が、今後の面白いビジネスとなるとであろうと目を付けたのもやはり「ものづくり」。

 従来のものづくりではなく、IT的な考え方を取り込んだものづくりビジネスの在り方を述べているとても知的好奇心をくすぐる本。

 「製造業のサービス化」などとキーワードが注目される昨今ですが、その重要な部分をわかりやすく理解することができます。

4.稲見昌彦「スーパービューマン誕生! 人間はSFを超える」(NHK出版新書)



 拡張現実(AR)、仮想現実(VR)が注目される近年、特に2016年はVR元年などと呼ばれていますが、その分野の著名な研究者の一人である稲見昌彦氏。

 同氏が取組む「人間拡張工学」についての面白く先端な技術の紹介とともに、人間の身体機能を拡張し、人間はどんなことまでできるのかイメージできる本。

 今後、AR、VRを追っていきたい人は、一読して損はなし。

5.松田卓也「人類を超えるAIは日本から生まれる」(廣済堂新書)



 昨今、誰もかれもが人工知能に注目しています。

 松田卓也氏自身が人工知能技術の研究者というわけではなく、著名な宇宙物理学者。

 もう現役を引退されていますが、その科学技術に関わる幅広い知見をもとに、今後の人工知能の発展の人類における意味や意義、そして課題などを述べている本。

 人工知能技術の専門家ではない方(でも科学技術分野の幅広い知見と知恵のある方)が、一般の人にもわかりやすくまとめているので、とても読みやすい。

6.松尾豊「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」(KADOKAWA)



 この本は、人工知能の中でも、ディープラーニングという技術が日本で一般に注目された際に、皆がこぞって読んだ本。

 東京大学の松尾豊氏の著書となります。もはや人工知能分野において、現在最も著名な学者です。

 全く知識がない状態で、初めてディープラーニングを学ぼうという方は、この本から読んではどうでしょうか。

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