自分の奨学金はどうなった?どれくらい返せているの?日本学生支援機構が運営するスカラネット・パーソナルで確認可能であるが、その使い勝手?なんか違和感あり。

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 日本学生支援機構では、スカラネット・パーソナル(スカラネットPS)というネットのシステムを運営しています。
https://scholar-ps.sas.jasso.go.jp/mypage/

 学生を卒業して、奨学金を返済する世代になった社会人等がとっても欲していた仕組みだと思います。だって、年に1回ほど、郵送で送られてくるハガキだけで、自分の返済状況はどうなの?と確認するなんて、かなりオールドだなと思っていましたから。

 その意味で、スカラネット・パーソナル(スカラネットPS)を使ってみました。ただ、その画面構成や、申請手続き画面、プロセスに何か違和感。何なのだろう?

<目次>
1.日本学生支援機構が運営するスカラネット・パーソナル
2.ところでスカラネット・パーソナルの画面遷移に違和感?
3.所感





1.日本学生支援機構が運営するスカラネット・パーソナル


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 まずは、日本学生支援機構が運営するスカラネット・パーソナルについて、説明しましょう。

 同システムは、奨学金を借りている方や、奨学金を返還している方が、自分の奨学金に関する情報をインターネット上で閲覧できる情報システムであるとのこと。貸与期間や貸与月額を確認したり、返還の総額や振込口座の確認が可能だそうです。
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/sukara_ps/index.html

 特に、社会人になれば、日々忙しくて、自分が一体いくら返済したのかなどは、いちいち日本学生支援機構に電話して、書面で手続きして…などとはやっていられませんから、とても画期的だと思います。(いや、このご時世では普通のことか…)

 特に、引っ越しした場合の住所変更届などは、従来であればめちゃくちゃ面倒でしたから。それがネットで処理できればとても助かります。

 さらに、個人情報に関する閲覧・確認は、システムメンテナンス時を除き、24時間可能とのことで、いつでもできる。


2.ところでスカラネット・パーソナルの画面遷移に違和感?


 さて、このスカラネット・パーソナル。自分の奨学金番号さえあれば、任意で、ネットから自分のアカウントを作ることができる仕組みになっています。

 新規登録ボタンから、自分の個人情報と奨学金番号を入れて、突合して、奨学金の額や返済状況の情報とアカウントを結びつけている様子。

 ここまでは、他の一般的なネットサービスと比べても、大して違和感はない。

 その次からです。例えば、住所変更届を出そうと思うと、ログイン後の画面から、指定のメールアドレス宛にワンタイムパスワードを発行してもらい、それをもとに、再度ログインという形をとるのです。

 あれれ?操作をしていて、自分が何をしているのか一瞬分からなくなりました。

 なんで再びログイン的なことをするの?

 この手続きで、情報管理やセキュリティが向上しているのではないかと、好意的に考えていますが、何とも画面の繊維に違和感があります。

 他の民間企業のネットサービスの本人確認や、画面遷移とは少し違う…こういったところが、非営利組織のシステムって感じがするのです。




3.所感


 まあ、それほど頻繁にアクセスするシステムではないので、多少のことは「まあ、いいか」となりますが、なぜ非営利組織のWebサイトはこうなのだろうか?違和感がある。ユーザの操作数が多い気もしているのです。複雑だし。

 前回の記事では、大手メガバンクのネットバンクの画面と、ソニー銀行のネットバンクの画面について比較しましたが、上記のスカラネット・パーソナルは、大手メガバンクの仕組みににおいが似ています。
ネットバンクのWebのつくりはなぜこんなに違うのか?ソニー銀行と大手メガとの違い。
http://cafework.seesaa.net/article/446646576.html?1486269059

 昔ながらの紙ベースの手続きを、単にネットに移行しただけという発想。

 ネットでは、ネットならではの、使いやすい業務プロセスや機能があるはずなのですが、それが意識されていないということでしょうか。