通勤ラッシュを避けたい…みんなの平日の通勤時間帯はどうなっているのか調べたい。

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 東京と言えば、通勤ラッシュがひどい都市です。朝の通勤では、満員電車に揺られ、やっとのことで会社についたら既にクタクタなんてことはいつものこと…

 出来る限り、通勤ラッシュをずらして移動したい…そのためには、みんながどの時間帯にどの電車を使っているのか、データがあれば良く分かるはずです。

 しかし、なかなか詳細なデータは手に入りません。ナビタイムのアプリや、レイフロンティアのアプリのデータがあれば、ある程度推定できそうですが、個人でそれらデータを入手するのは金銭的にも困難…

 そこで、少し古いデータですし、さらにざっくりとしたデータですが、何もないよりはましということで、総務省統計局が公表している「平成23年社会生活基本調査 時間帯編」を見てみました。

<目次>
1.「平成23年社会生活基本調査 時間帯編」とは
2.東京では、7時30分~8時30分の間に3割以上の人が通勤
3.かなり早い時間帯から通勤する人もいる
4.1時間ずらすだけで、混雑度は2/3になるということ?






1.「平成23年社会生活基本調査 時間帯編」とは


 「平成23年社会生活基本調査 時間帯編」という統計データは、どのようなものか?総務省統計局のWebサイトには次のような説明があります。

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1日の行動を20種類に分類し,時間帯別の行動状況から,1日を15分刻みにした時間帯別に,該当する行動をした人の割合を集計しています。
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 実際に総務省統計局のサイトでデータを見たところ、都道府県別に色々な行動状況別に、データが載っています。この統計データで見ることができる行動には、下記のものがあります。

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睡眠
身の回りの用事
食事
通勤・通学
仕事
学業
家事
介護・看護
育児
買い物
移動(通勤・通学を除く)
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌
休養・くつろぎ
学習・自己啓発・訓練(学業以外)
趣味・娯楽
スポーツ
ボランティア活動・社会参加活動
交際・付き合い
受診・療養
その他
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 今回は、この統計データを用いて、テーマである通勤、特に朝の通勤という行動の時間帯別の実施割合に注目してみました。



2.東京では、7時30分~8時30分の間に3割以上の人が通勤


 まず、東京都の統計データを見てみました。どの時間帯に、どの程度の人が通勤をしているのか?下記のグラフが、朝の通勤時間帯における通勤している人の割合です。

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 これを見ると、7時30分~8時30分の間に3割以上の人が通勤をしていることが分かります。

 つまり、この時間帯が通勤ラッシュのピークですね。

 日々、実際に満員電車で通勤している人は実感と合致したデータであると感じるでしょう。ある意味当たり前ですね…

3.かなり早い時間帯から通勤する人もいる


 7時30分~8時30分の間以外の時間帯に通勤している人も相応にいます。

 朝の就業時間帯が、9時よりも早い職種の人もいるでしょうから。ただ、そのボリュームがどのくらいなのか?なかなか分からないところですので、興味深いデータです。

 実際、自分の通勤時の様子しか電車の様子は分かりませんからね…

 これを見ると、東京都では、6時30分以前に通勤をしている人は、5%以下といったところです。そして、6時30分~7時になると10%程度に跳ね上がります。さらに7時~7時30分になると20%台へと…

 7時30分~8時30分のラッシュ時間帯に近づくにつれて、急速に皆が移動し始める様子がありありと分かります。

4.1時間ずらすだけで、混雑度は2/3になるということ?


 統計データを単純に見ると、7時30分~8時30分のラッシュ時間帯ではなく、その1時間前に通勤をすれば、通勤している人の割合は2/3になります。

 1時間の通勤時間の前倒しで、混雑度がそれくらい緩和されるということなのでしょう。

 こう考えると、ラッシュを避け、就業時間の1時間程度前に会社近くのカフェ等で時間をつぶす人が多いのもうなずけます。混雑する電車に乗るくらいなら、暇つぶしをする…ということでしょうから。

 でもそれはそれで、非生産的ですね。ラッシュを避けるために、無駄な時間を過ごさなくてはいけなくなるのですから…・