また新しいソーシャルレンディング。その名も「アップルバンク」という。

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 本当に、ソーシャルレンディングの認知度向上が進んでいるのでしょう。投資家である個人の登録者数の増加とともに、新しい企業によるソーシャルレンディングへの参入がまたもや。

 特に、日本で最も大きなソーシャルレンディングであるマネオ(maneo)のITプラットフォームをかりて運営するソーシャルレンディングが次々と生まれています。

 また新たに株式会社アップルバンクより、アップルバンクなるソーシャルレンディングが始まりました。

<目次>
1.アップルバンクとは。
2.その他の特徴は
3.それにしても参入が簡単なのかしら?それとも参入の手間に対してそれ以上に儲かるビジネスなのかしら?





1.アップルバンクとは。


 新しいソーシャルレンディングですが、ここ1,2年で本当に沢山のサービスが生まれています。では、このアップルバンクの特徴とはどのようなものなのでしょうか?特徴的なサービスでないと、今更参入してもなかなか難しい状況ではないかと考えるからです。

 同社のWebサイトを見ると下記の点がポイントなのかもしれない…

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○給料前払いシステム事業
給料前払いシステムとは、従業員が多数いる企業に導入し、給料日前に働いた分のお金を受け取ることができるサービスです。
企業の人材確保、離職率低下の課題を解決、多重債務者の抑制など社会的ニーズが高く、立替え資金に関しても債権譲渡担保で保全されています。また、回収原資は賃金債権ですので、厚生労働省の未払賃金立替払制度により、賃金未払いリスクも二重に保全されています。
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 上記のような仕組みが実現できるとは、全く知りませんでした。このお金の原資を、ソーシャルレンディングで募るということなのですね。

 でもこの事業は確かに他社にはない特徴ですが、どれほどの需要があるのかしら。また万が一の際の資金回収にどれほど期間がかかるか…良く分かりませんね。




2.その他の特徴は


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 上記の「給料前払いシステム事業」での融資案件組成というのが一つの特徴です。それ以外はというと…あまり他のソーシャルレンディングとは異なるところがないのではないか…。

 では、経営者等の経歴などに特徴はあるのでしょうか?

 Webサイトによれば、同社の「代表取締役」として「高橋位征」とあります。この方はどのような方なのでしょうか?グーグル先生にお尋ねしたところ、株式会社スイングバイという会社に同姓同名の「代表 高橋位征」とあります。

 同一人物なのかしら?

 ちなみに、株式会社スイングバイは、有料職業紹介事業、ウェブサイトの企画、開発事業、インターネット広告事業、自社メディア運営事業を営む会社とのことです。それ以外Webサイトからは情報は取得できませんね。

 「アナタの価値を圧倒的に加速させる」とのキーワードのもと、職業紹介事業を行っているとの記載ですので、このWebサイト大丈夫か?他に何も情報がない…

 さて、アップルバンクの「給料前払いシステム事業」と「職業紹介事業」とは何となく関連がありそうなので、同じ人物なのかもしれません。

3.それにしても参入が簡単なのかしら?それとも参入の手間に対してそれ以上に儲かるビジネスなのかしら?


 いずれにしても、新規参入が続いているソーシャルレンディングですが、それは参入障壁が低いということでしょうか?

 制度的な手続きはよく知りませんが、ひとつ、マネオがITプラットフォームを貸し出しているのは障壁を下げている一つのポイントでしょう。

 また、もう一方の考え方として、参入にある程度の手間がかかっても、それ以上にソーシャルレンディングの運営にメリットがあるということかもしれません。

 勝手な想像では、ある程度の規模になれば、毎月一定の割合で手数料が手に入るビジネス。これは経営者にとっては嬉しい事でしょう。毎月ある程度の収入が見込めるようになりますから。

 さらには、ほとんど初期投資が要らないのではないかということもポイントになりそうです。何か物品を買いそろえる必要もなさそうですし、あえて言えば、人材にお金が必要というところだけかしら…