ソーシャルレンディングmaneoの直近120件の募集案件を見ると、ほとんどAN社またはC社が関わる案件であった

 今年の4月下旬に、「ここ数ヶ月、ソーシャルレンディングのmaneo(マネオ)を通じて投資する機会がないと考えています。」といった記事を書きました。

 その理由は、 maneo(マネオ)での案件が全くないわけではなく、むしろ他のどの国内ソーシャルレンディングと比べても、組成される案件自体は多いのですが、募集される案件の融資先企業がかなり限定されているということに懸念があたったためです。

 そして、その状況は8月も半ばの現在も続いている状況です。

 更新記事としてこのブログを記載します。

<目次>
1.分散して投資したいと思うのは普通だと思うけど。
2.でも直近のマネオの案件募集は偏っていない?
3.なぜ、特定の会社の募集が続くのか?





1.分散して投資したいと思うのは普通だと思う。だけど…


 投資といえば、リスクの最小化を考えて、異なる動きをするものに分散投資するのが大切です。大きな山を当てたいのではなく、安定して資産運用したいならば、分散投資を考えるのは当然でしょう。

 そのため、多くの個人投資家においては、ソーシャルレンディングであったとしても、分散して投資したいと思うのは普通のことだと思います。

 ソーシャルレンディングでは、融資先の会社名が公表されるわけではありません。しかしながら、少なくともA社、B社…などと区別はある程度できる情報はありますので、それを頼りに、できるだけ多様な融資先に分散投資したいと思うところです。

 例えば、maneo(マネオ)では、案件に応じて「X社向けの融資案件」である等々の説明があった上で、募集をかけていますから。

 こうした情報をもとに、可能な限り多様な会社向けの案件を選び、投資しているところです。つまり、極端に限定された会社のみに投資しないように気を付けています。

2.でも直近のマネオの案件募集は偏っていない?


 しかし、今年の4月の時点でも言及したのですが、「マネオの案件募集は偏っていない?」と誰もが思っていることでしょう。

 具体的に言えば、AN社もしくはC社の募集案件しかない。日々、新たに募集される案件のほとんどで、AN社もしくはC社が関わっている気がしています。

 前回の記事では、4月末時点の直近120件の案件について調べてみた結果を示しました。その結果、直近120件の中で、他ソーシャルレンディングの募集が26件あり、それを除いた94件がmaneo(マネオ)の募集案件でしたが、「94件すべて」で、AN社もしくはC社が関わってい案件でした。

 4月末時点でAN社もしくはC社が関わっている案件94件の総額は、約27億円。

 さらに、現時点である8月中旬の状況と言えば、下記のとおりの募集がかかっています。なんと、15件中14件がC社、AN社の案件です…状況はほとんど変わっていない。

 逆に考えると、C社、AN社の資金需要はかなり高い。どんな企業だ?と不思議になります。

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成立ローン総額800億円突破記念ローンファンド24号(案件1:C社、案件2:AN社)
成立ローン総額800億円突破記念ローンファンド18号(案件1:C社、案件2:AN社)
成立ローン総額800億円突破記念ローンファンド14号(案件1:C社、案件2:AN社)
成立ローン総額800億円突破記念ローンファンド10号(案件1:C社、案件2:AN社)
不動産担保付きローンファンド784号(案件1:C社、案件2:AN社)
不動産担保付きローンファンド782号(案件1:C社、案件2:AN社)
成立ローン総額800億円突破記念ローンファンド23号(案件1:C社、案件2:AN社)
【第6弾】サマーキャンペーンローンファンド19号(案件1:C社、案件2:AN社)
不動産担保付きローンファンド757号(案件1:BU社、案件2:AN社)
不動産担保付きローンファンド780号(案件1:C社、案件2:AN社)
不動産担保付きローンファンド770号(案件1:C社、案件2:AN社)
【解説動画付き】不動産担保付きローンファンド742号(案件1:C社、案件2:AN社)
不動産担保付きローンファンド765号(案件1:C社、案件2:AN社)
【第5弾】サマーキャンペーンローンファンド4号(案件1:C社、案件2:C社、案件3:AN社)
成立ローン総額800億円突破記念ローンファンド17号(案件1:C社、案件2:AN社)
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3.なぜ、特定の会社の募集が続くのか?


 この半年間、AN社もしくはC社が関わっている募集案件ばかりで、一抹の不安を感じています。

 AN社もしくはC社から多額の融資を求められたからというのが実態でしょうが、そもそも額が大きいのであれば、通常は、ソーシャルレンディングではなく、他の手段で融資を受けるのではないかとも思うのです。

 基本的に、ソーシャルレンディングでは、銀行等から融資を受けにくい中小企業などが融資を受けるために使用するものだと認識しています。(もちろん大手企業も利用しても良いが、大手であればほかの資金調達方法もあるのであまり選択されない)

 そのため、今回、AN社もしくはC社が関わっている募集案件で多額の募集金額になるのは、何かあるのではないかと勘ぐってしまいます。

 もしAN社もしくはC社に何かあって、返済が滞ることになった場合、多くの案件に影響が出るのではないか…募集案件は違えど、AN社もしくはC社ばかりに投資していた場合、個人投資家としては大きなダメージを追うことになりはしないか…