ソーシャルレンディングに関するメディア露出の変化をマネオ(maneo)を参考に見てみると…

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 昨今話題のソーシャルレンディングですが、どの程度、一般の人に認知されているでしょうか?

 自分の周辺には、その言葉すら知らない人も多いです。また言葉は知っていても、実際にサービスを利用したことがない人がばかりです。

 一般的には、多くの人がソーシャルレンディングについて知る機会は、メディアへの露出が大きいのではないかと思います。そこでソーシャルレンディングのマネオ(maneo)を参考にして、どの程度、メディア露出しているかを見てみました。

 なお、情報源はマネオ(maneo)のWebサイトで掲示されているメディア掲載情報です。

※もちろん、そこに掲載されていないメディア露出もあるのでしょうが、同社の了解を得て同社自身が認知しているものに限って傾向を見てみます。

<目次>
1.時系列にメディア露出数を追っていくと、意外にも2010年が一番多い
2.どのような媒体での記事の掲載が多いのか?
3.ソーシャルレンディングのメディア露出について





1.時系列にメディア露出数を追っていくと、意外にも2010年が一番多い


 ソーシャルレンディングのマネオ(maneo)は、会社設立が2007年8月30日であり、既に10年くらい経過している会社です。その点で、マネオ(maneo)は、出来立てほやほやの会社ではなく、それなりに実績のある会社と言えましょう。

 そのようなマネオ(maneo)のメディア掲載情報は、同社Webサイトでは2010年まで遡ってみることができます。2010年以降の掲載数を時系列に比べた結果が下記になります。

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 これを見ると、意外にも、2010年のメディア露出が最も多く19件となります。

 昨今、ソーシャルレンディングの注目が高まっていると肌で感じていましたが、実はメディア露出件数という点では、2010年が最も件数が多いのです。

 もちろん、昨年はソーシャルレンディングに注目が集まりましたので、2016年の掲載数も10件とその直近数年と比べて多くなっていますが、2010年と比べると半数です。




2.どのような媒体での記事の掲載が多いのか?


 次に気になるのは、どのような媒体でソーシャルレンディングのマネオ(maneo)が紹介されているかということになります。

 媒体ごとに、時系列に集計した結果を下記に示します。

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 これを見ると、最も多いのは「日本経済新聞」です。2010年~2017年の間に合計で7件となります。

 続いて、「日経マネー」の4件、「BIG tomorrow」「週刊住宅」「日経ヴェリタス」の3件、「高齢者住宅新聞」「日経MJ」「日経トレンディ」「日経ビジネス」「日経産業新聞」「不動産経済ファンドレビュー」の2件となります。

 上位の「日本経済新聞」「日経マネー」「BIG tomorrow」などは、金融・経済系情報媒体ということもあり納得です。その一方で「週刊住宅」や「高齢者住宅新聞」など、「住宅」がキーワードの媒体でも複数回取り上げられているところが驚きです。

 ちなみに、「週刊住宅」は、株式会社週刊住宅新聞社が発行する住宅・不動産の専門誌であり、発行部数は11万5千部とのことです。
https://www.shukan-jutaku.com/co/

 また、「高齢者住宅新聞」は、高齢者の住まいと介護・医療を考える経営情報紙であり、発行部数は約3万部。主要購読者は、施設・在宅介護事業者、医療法人、不動産・建設、社会福祉法人、地主、行政、金融機関、メーカーなどとのことです。
https://www.koureisha-jutaku.com/

 この2媒体でソーシャルレンディングが取り上げられたのはなぜでしょうか…少しびっくりです。


3.ソーシャルレンディングのメディア露出について


 昨今、インターネット上の各種Webサイトでは、様々なソーシャルレンディングの話題が紹介されています。しかし、インターネットは、情報取得者が自ら検索しないとなかなか情報に到達しないメディアです。

 一方、上記で見てきたような媒体(雑誌・新聞)では、購読者が意図して調べなくても、ふとした瞬間に情報に接することができます。その意味では、ソーシャルレンディングへの参加者を増やすためには、雑誌・新聞への露出は大切な機会だと思います。しかし、意外にもそれほど掲載されていないようです…

 個人の資産の運用手段として有効な選択肢になりつつある中で、もっとオールドタイプのメディアにも露出が進んでいくことが期待されます。そうすれば、一気に認知度が上がるのではないかと思います。