株式型クラウドファンディングであるFUNDINNO。新しい案件がなかなか出てこないね…仕方ないか…




 2017年4月24日にサービス開始した株式型クラウドファンディングであるFUNDINNO。第1号案件であるBank Invoice株式会社の資金調達が5月17日に完了して以降、そのWebサイト等では動きがみられていない。

 一定程度の案件組成、資金募集が発生しないと、なかなか世の中からの認知も高まらないのではない。

 株式型クラウドファンディングということもあり、そう頻繁に案件組成できそうにないのも分かるが、あまりにも動きがないと、株式型クラウドファンディングは上手くいっていないのではないかと危惧してしまう。

 一方、ソーシャルレンディングのように、ある程度の頻度で投資案件が発生し、それらに投資しつつ、数ヶ月から数年単位での原本還元を繰り返しながら資産運用していくのであれば、一定の間隔で動きがあるため、資産を殖やすことを投資家自身がある程度感じることができる。

 その意味では、株式型クラウドファンディングよりも、ソーシャルレンディングの方が、実感を持って投資することができるとも考えられる。

 しかし、資産をどの程度まで増やすか、増やしたいかを冷静に考えた場合、少しスタンスが変わってくる。ソーシャルレンディングを活用すれば、着実に資産が増えていくことが実感できるものの、利率は5~10%ということもあり、将来を考えた場合、それほど大きく資産を殖やすことは困難である。

 そう考えると、一発大逆転的な、大きく資産を殖やすチャンスがあるかもしれない、株式型クラウドファンディングにもメリットはありそうである。

 株式型クラウドファンディングの場合、そもそも投資対象の案件組成の頻度はそれほど多くはならないと考えられるし、いったん投資家が投資してしまえば、おいそれと現金化できないため、本当に投資して自分の資産が増えそうなのかなかなか確信が持てない。





 ただしである。もし仮に、将来、投資した会社が大化けすることがあるならば、ソーシャルレンディングとは比べ物にならない、大きなリターンが発生する可能性もわずかながら存在する。

 その意味で、個人資産での投資を考えた場合、ソーシャルレンディング等と性質の異なる投資関連のサービスとして魅力的なのは確かである。

 例えば、ソーシャルレンディングである程度堅いスタンスで資産を着実に増やしつつも、株式型クラウドファンディングでほんの少しであるがいくつかの非上場企業に資産を張っておくことで、大化けする可能性に期待する。

 こうしたポートフォリオを組むことで、期待値としては、ソーシャルレンディングだけでは実現できないような資産運用、期待リターンを生み出すというのが、普通の考え方なのであろう。