マネーフォワードを使えば、新型コロナウイルス感染症の経済対策「持続化給付金」の給付対象を自動判定?






 2020年4月14日、クラウド会計サービスを提供するマネーフォワードから、新型コロナウイルス感染症の経済対策「持続化給付金」の給付対象を予測し給付額を推定」というプレスリリースがありました。

 「持続化給付金」なるものは、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上の減少などが発生した事業者を対象とした給付金制度です。

 マネーフォワードが新たに提供する機能は、『マネーフォワード クラウド会計・確定申告』の会計データを元に、自動で「持続化給付金」の対象であるかの予測と予測給付額を把握できるもの。

 マネーフォワードのユーザーは、資金繰り状況に合わせて、申請準備に備えることが可能になると説明されています。

 たしかに、「持続化給付金」の給付を受けるためには、前年度と当年度の売上から減少率を算出すること等、かなり面倒な作業が求められるものです。

 そのような作業を自動化し、「持続化給付金」の支給対象であるか否かを事業者自ら判断できるのはとてもうれしいことですね。

2020-04-16_0001持続化給付金画面イメージ.png


===
◇「持続化給付金」
「持続化給付金」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上の減少などが発生した中堅企業、中⼩企業、⼩規模事業者、フリーランスを含む個⼈事業者等、その他各種法⼈等を対象に、事業継続のための広く活用が可能な給付金制度。
新型コロナウイルス感染症の影響により売上が前年同月比で50%以上減少している事業者に対して支給される見通し。

<「持続化給付金」の条件>
①給付対象者
中堅企業、中⼩企業、⼩規模事業者、フリーランスを含む個⼈事業者等、その他各種法⼈等で、新型コロナウイルス感染症の影響により売上が前年同⽉⽐で50%以上減少している者

②給付額
・法⼈:200万円以内、個⼈事業者等:100万円以内
・算出方法:(前年の総売上(事業収入))−(前年同月比▲50%⽉の売上×12か⽉)

※詳しくは、経済産業省は「令和2年補正予算案(概要)」を参照のこと。
===


 そもそも政府の事務手続きが煩雑となっているのが問題の根本のような気がします。こうしたデジタルサービスを使って、普段から各種手続きの簡便化等が図られることが求められると思います。

 さらに言えば、4月14日の報道記事によれば、某国のIT相が4月14日の記者会見において、日本の「はんこ文化」がテレワーク(在宅勤務)の妨げになっているとの指摘があったことに対して、下記のように語っています。

===
役所の届け出はデジタル化が進んでおり、「役所との関係ではそういう問題は起きない」と説明。「しょせんは民・民の話だ」と語った。
===

(出所)IT相「しょせんは民間の話」 はんこのデジタル化

 政府の大臣がこのような認識である状況では、「持続化給付金」の事務手続きが煩雑であるのは解消しがたいものなのかもしれません…何とかならないかしらね…





【その他の記事】
高くない?銀行間の送金手数料についてやっと公取が動いたね
http://cafework.seesaa.net/article/474553714.html?1586995962

抽選に落選しましたが…R Bakerファンド#1の募集
http://cafework.seesaa.net/article/474571135.html?1586995986

(続)性別や年齢の違いによって新型コロナウイルスの感染しやすさに違いはあるのか?東京都のオープンデータを整理して違いを見てみる
http://cafework.seesaa.net/article/474535601.html?1586996008