価値のある外食・価値のない外食~自粛解除後に久々の焼肉を堪能で外食に求める価値が変わるかもと実感

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 6月の下旬になって、やっとのことで外食に踏み切ることにした。

 これまで4月初旬の緊急事態宣言から、その解除となる5月下旬まで、さらに少し様子を見て6月の下旬まで、外食を避けてきた。

 こんなに外食を自粛したのは初めての経験だ。

 その代わり、この期間は、せっせと自炊に励んでいた日々だった。自炊の食事もそれはそれで満足しており、これでもはや外食はしなくても良いのか?出費を最小限にできて一石二鳥?などと感じていた次第。

 しかし、冒頭に述べた通り、6月下旬に外食として焼肉店に食事に行くことに踏み切って、そして感じた。

 やはり、外食には価値があると。特に、自宅ではどうやっても美味しく自炊できなさそうなもの、どんなに頑張っても自宅よりも外食した方がおいしいものには、大きな価値があると。

 従来も分かっていたはずの真理であるが、この数か月の外出自粛をきっかけに、あらためてその真理を実感したのである。

 でも、外食の価値をしっかりとかみしめるとともに、無駄な外食に対する厳しい目線も自分の中で生まれていることも実感している。つまり、自炊が面倒だから手早くその辺の外食で済ます、という外食はあまりしたいとは思わなくなった。

 とりあえずその辺での外食で得られる食事に対する価値は、自宅での自炊より低く感じてしまうようになったのだ。

 同様の感覚を持っている人も多いのではないだろうか。もしこうした感覚の人々が、今回の新型コロナウイルス感染症の外出自粛をきっかけに増えたとしたら、今後の飲食店はどうなるのであろうか?

 安いけどあまり美味しくないもの、安くてそこそこの味、そこそこの値段でそこそこの味、といった分類がなされる外食は、今後、大きく世間からの要望がしぼんでいくのではないか。

 代わりに、多少高くてもやっぱり美味しい、めちゃくちゃ高くてもすごくおいしいものを扱う飲食店のみが生き残っていく世界もあるのかもしれない。

 振り返ってみれば、日本は安くてそこそこの味、というお店が何と多いことか。それはそれで多くの需要を集め、日本では至る所に飲食店であふれかえった感がある。

 しかし将来、今回の国家的危機を経て、日本の飲食事情が変わっていってしまうこともあり得るのかもしれない。なんて考えてみたりする。





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